西条市の野々市にある古民家カフェ「no1（ノイチ）」さんは、静かな中庭に囲まれた場所でアジア・西洋料理など世界の料理を楽しむことができます。

予め電話で予約をお願いしてから訪問しました。

懐かしさを感じる木のガラス戸越しに庭を見渡せる座敷に案内して頂きました。
和を感じる装飾と相まって落ち着く店内です。

月替わりのランチメニューは種類が豊富で、料理に詳しくない自分には聞きなれないものも。
今日は「ガパオ」という、タイでよく食べられている料理を注文。
鶏肉と目玉焼き、バジルなどを一緒に食べるスパイシーなごはんです。
no1（ノイチ）さんのガパオには、阿波どりのムネ挽肉が使われています。

色鮮やかな見た目に食欲そそられます！
目玉焼きと鶏肉を合わせたガパオライスに、新鮮な野菜のサラダやタイ風えびせん、かぼちゃの煮物などが一皿に彩りも美しく盛り付けられています。野菜スープもいい匂い！

野菜は四国中央市にある自家菜園で採れたもので、スープも毎朝旬の素材を煮込んで作っているとのこと。
サラダ用のドレッシングまで手作りという徹底したこだわりに、期待が高まります。

「ガパオ」には食べ方があり、お店の人が丁寧に教えてくれます。
まずはご飯と目玉焼きをスプーンで混ぜ、パクチーと一緒に一口。

黄身の甘みとパクチーの香りが口に広がり、今度は阿波どりのムネ挽肉を、これもパクチーと一緒に口へ運びます。
肉の食感と辛すぎないスパイシーな味わいがすごく美味しい！
目玉焼きのまろやかな味と相性抜群です！

副菜のかぼちゃは、サブジとよばれるインド料理の副菜とのこと。
塩のみのシンプルな味付けで、クミンシードの香りと、かぼちゃの甘みが引き立ちます。

白ごまを使ったドレッシングと一緒に、今度はサラダをいただきます。
シャキシャキとした瑞々しい食感に、すっきりとした自然な優しい味わいです！
個人的に赤カブのスライスが、スパイシーな後口にぴったりで気に入りました。

スープはあっさりとしていながら素材の旨味が活きる、丁寧に煮込まれた繊細な味。
ガパオの辛さを丁度良くリセットしてくれます。

食後に気になっていた、オリジナルのno1ブレンドのコーヒーを注文。
コーヒー豆全体のうち僅かしか取れないスペシャルティという高品質なコーヒー豆は、注文を受けてから挽いてハンドドリップしてくれます。
すっきりした苦味の後に、うっすらと甘みや香りが広がる、深く穏やかな味わいでした。

お子様連れでも安心の座敷の他に、おしゃれなテーブル席やカウンターなどもあり、ゆったりとした時間を過ごせるお店でした。

次回は他のランチメニューもぜひ食べたいと思います。

ご馳走様でした！