地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、西条の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

西条の地域情報サイト「まいぷれ」西条市

令和元年7月21日執行 参議院議員通常選挙

衆議院・参議院・県議会・市議会の選挙方法の違い

衆議院・参議院・県議会・市議会ではそれぞれ選挙方法が違います。それぞれの選挙方法について紹介します。

衆議院選挙の方法

衆議院選挙では、小選挙区選挙と比例代表選挙の両方を同時に行う「小選挙区比例代表並立制」が採用されています。
投票する人は、小選挙区と比例の2種類の投票用紙に記入して投票する事となります。

小選挙区選挙

小選挙区選挙は、人口に応じて区切られた全国289の各選挙区で、一番得票数の多かった候補者1人だけが当選できる制度です。
大政党に有利といわれ、政権が安定しますが、死票(落選者に投票された票)が多くなり、少数意見が届かないといった弊害があります。
愛媛県には4選挙区あります。

比例代表選挙

比例代表選挙は、死票が多く出るといった小選挙区選挙のデメリットをカバーする為に、ドント式と言われる方法で政党別に議席を配分していく制度です。
全国を11のブロックで分け、176人の議員の当選が、各政党が提出した候補者名簿の順番で決まっていきます。
各党の得票率で議席が決まっていく為、小政党でも不利になりにくいとされています。
小選挙区で落選してしまった議員が、比例で復活当選できるという制度もあります。
比例代表の投票用紙には政党名を記入します。

参議院選挙の方法

参議院選挙も、衆議院と同じ様な2種類の選挙制度を使って行われますが、少し異なっています。

選挙区選挙

参議院の選挙区は全国にほぼ都道府県別で45あり、定数(当選できる人の数)も各選挙区で人口別に異なります。
選挙区選挙では148人の議員が選出されます。

比例代表選挙

衆議院選挙と同じく、参議院選挙にも比例代表選挙がありますが、参議院選挙の場合は全国で1つのブロック、100人が選出されます。
参議院の場合、選挙区選挙と比例代表選挙は完全に独立しており、比例復活するという事もできません。
参議院の比例代表の投票用紙には政党名でも候補者名でも記入する事ができ、当選順位も候補者名の得票数で決まっていきます。

地方選挙(県議会選挙・市議会選挙)の方法

地方選挙は衆議院選挙・参議院選挙のように複雑ではなく、少数代表制という方法で行われます。
選挙区の数や定数は各県・各市によって異なります。1つの選挙区に立候補した候補者のうち、得票数の多い順に定数までの候補者が当選する事になります。

愛媛県議会選挙では選挙区13、定数47人。新居浜市議会選挙では選挙区1、定数26となっています。