防災講習会に行ってきました
まいぷれ西条編集部
こんにちは、西条編集部のMです。
今年はお正月から震災があり、とても他人事とは思えない状況が続いています。自分にもせめてできることとして、公民館で開かれた防災講習会に行ってきました。
写真は去る2月2日(金)に小松公民館で行われた『東予地方で起こりうる災害と防災・減災~学ぼう!備えよう!伝えよう!~』のものです。講師は愛媛大学防災情報研究センターの二神透先生、主催は小松校区連合自治会の皆さんでした。
すべてをお伝えはできませんが、特に東予地方(西条・新居浜ほか)に特化した、震災と豪雨についてのお話で、意外なことがわかりました。
東予地域は地盤が弱く、建物倒壊や液状化が起こりやすい場所であること。
西条市は土地が低いため、高波被害にあう軒数が愛媛のどの地域よりも多いとのことでした。
これらは昭和46年の南海地震の際でもデータが残っていて、西条市は2592棟の建物が高波によって被害を受けたそうです(新居浜市は455棟)。
また、平成16年の豪雨では四国中央市に大きな被害が出たこと、地滑りや川の氾濫で東予地域は大変な状況にありました。記憶に残っている方もたくさんいらっしゃると思います。
私たちの街は、思っていたより災害に弱い、危うい状況にあるということがよくわかりました。
講習会では他にも、現在の能登半島の写真や、今はテレビで流れなくなった東北大震災のときの映像など、いま見るとショッキングな記録も多数ありました。しかし目をそむけることはできないと思い、必死で見ていました。
また、西条高校の生徒さんが考えた非常袋の中身も大変興味深いものでした。防災関連の資料も多数いただきました。非常食や簡易ランプなどもありましたが、これらはすべて無料でした。
皆さんもぜひ、防災について何をどうしていいかわからないで迷っていたら、地域の防災勉強会に出かけられることをお勧めします。まいぷれのイベント情報にときどき公民館ごとの防災講習会情報もありますので、ぜひ参考になさってください!
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