2024年1月7日（日）、令和6年　はたちの集い（旧　成人式）記念式典が、新居浜市市民文化センター大ホールで行われました。

成人年齢が引き下げられた意味

令和6年　はたちの集い（旧　成人式）は、新居浜市民の中で今年、二十歳を迎える約1,000名に案内状が送付されました。

なお、令和4年（2022年）４月１日より、「民法の一部を改正する法律（成年年齢関係）」が施行され、約140年ぶりに成年年齢の見直しが図られ、18歳に引き下げられました。これは、国際的にみて、国連加盟国の約6割の国や地域が18歳を成年年齢としていることに合わせる意味があり、また、少子高齢社会の中で、若者たちにイチ早く社会に参加してもらうことで、若いうちから社会の一員としての責任感を持ってもらい、経済的にも政治的にも社会の中心となって活躍してほしいという国からの「期待度」が高まったことから決まった法改正なのです。そんな法改正の中、いくつかの市区町村では、18歳での「成人式」を行うところも出てきましたが、新居浜市は、従来通り、二十歳を迎える2003年度生まれ（平成15年4月2日～平成16年4月1日生まれ）の方々に向けての「はたちの集い」が行わました。

それでは、ここからは、会場に集った「二十歳」になった方々のお写真を中心に、「はたちの集い」をご紹介いたします。

11時00分　開場時間となりました

「はたちの集い」に参列した方々の声

★二十歳になる参加者（神郷地区出身。女性）

「私たちって、高1の冬でコロナが蔓延して、高校のイベントとか全部飛んじゃった（なくなった）んだけど、でも、こうして、久しぶりのクラスメートたちと集まると、あんなことやこんなこと、小さな思い出がどんどん蘇ってきて、コロナだけじゃなかったんだな、って改めて実感することができました」

★二十歳になる参加者（船木地区出身。女性）

「私は大学進学で愛媛を離れていて、久しぶりに地元に戻って、中学校時代の友達に会えて、とっても嬉しかったです。就職、向こうでしようかと思っていたんだけど、こっち（地元）がいいかも、って思っちゃいました」

★二十歳になる参加者（惣開地区出身。男性）

「同級生の女の子たちがみんな綺麗な晴れ着を着ていて、まぶしくてまぶしくて。正月に能登半島で大きな地震があって、被災地の人たちが苦しんでいる中、自分たちだけ楽しんでいいのかなって心のどこかに思っているんですけど、自分たちでできること、助け合えること、なにかないかと探していこうと思っています」

美容室・和装販売店の様子

「はたちの集い」（旧　成人式）に先駆けて、前日の2024年1月6日（土）と式典当日1月7日（日）早朝から、新居浜市内の美容室・和装販売店では、着付け＆髪結いで大忙しでした。少しですが、その模様をお伝えいたします。

YUTAKA美容室

和の衣 そなみ玄匠

式典を通して

令和6年 新居浜市 はたちの集い（旧成人式）記念式典は、盛況の中、無事終了しました。

法律では「成人は18歳から」となってしまいましたが、今も昔も、やっぱり「二十歳」は人生の一つの節目であります。参加者の皆さま、本当におめでとうございました！