母から聞いたおばあちゃんの話です。

わたしの祖母は、別子銅山の住友別子病院東平分院の看護師をしていたそうです。

結婚前のことなので、20代の頃だと思います。時代の頃は1940年前後なのでしょうか。

しかも、祖母を含む三姉妹とも東平の看護師さんをしていたとのことです。

その当時の写真は一枚も残っていないそうで、祖母もすでに亡くなり真相も定かではありません。

けれど遠い存在だった別子銅山が、意外と私の身近で感じることができたので、あの山で祖母は暮らしていたのかもしれないと親近感が持てました。