新居浜・西条|子育て情報館「愛育リビング」
ママが一番大変な時期をサポートする“ママ支援”のスペシャリスト「ドゥーラシッター」をご存知ですか?現在、全国各地で少しずつ増えつつあるドゥーラについてご紹介します。

ドゥーラ(doula)とは、ギリシャ語で「女性を助ける経験豊富な女性」を意味する言葉です。
転じて、現在では特に産後のお母さんをあらゆる側面からサポートする “ドゥーラ” あるいは “産後ドゥーラ” と呼ばれる職業に就く方を指すようになりました。
ドゥーラシッターは、さまざまな役割を担います。
・育児サポート
・家事サポート
・ママサポート
赤ちゃんのお世話をメインとするベビーシッター、料理・洗濯などを手伝う家事代行業、ママの相談相手や健診等へ付き添う保健師的なパートナー。これらすべてをミックスしたようなサポーターで、ママが一番大変な産前産後の時期を助けてくれる心強い存在です。

・初めての育児、これでいいのかわからなくて不安
・つわりが酷くてご飯が作れない…
・2人目が生まれて大変、上の子のお世話を手伝ってほしい
・家の掃除や家事全般をやってほしい
・子どもが突然病気になったが預けられる人が近くにいない、看てほしい
・育児中の引っ越しで片付けの時間が取れない、子どもと外で遊んでほしい
・冠婚葬祭で子どものサポートをしてほしい
・とにかく話し相手になってほしい
日常生活で起きるあんなこと、こんなこと。
産前産後のお母さんはもちろん、そのご家族にも寄り添い、あらゆるシーンでのニーズに可能な限り応えてくれる――それがドゥーラシッターの皆さんです。

※ドゥーラは基本的には医療行為はできません。
※医療が必要と感じられるような場合には、然るべき機関への連絡や橋渡し役を行なってくれます。
ドゥーラは1970年代頃から主にアメリカで発展してきたそうです。
日本では、1977年に小児科医であった故・小林登医師によって「ドゥーラ」という文化や職業について紹介されました。
世界的に見てもまだまだ新しい文化であるドゥーラですが、発祥から約50年の間に日本でも核家族の増加や女性の社会進出が進み、今こそ “ドゥーラが普及する時” が来ているように思います。
2012年には、一般社団法人ドゥーラ協会も設立されました。
ドゥーラを必要とする人のため、ドゥーラの養成講座や認定資格の発行を行なう組織です。
ドゥーラ協会の設立や活動が徐々に広まってきたこともあり、現在全国各地でドゥーラシッターとして活躍する女性が増えつつあります。
そんなドゥーラシッターの道を選んだお一人で、さらなる普及を目指して福岡県で「ドゥーラシッターふくおか」を運営する阿部ようこさんをご紹介します。

■ドゥーラシッターふくおか代表:阿部ようこさん
阿部さんはシングルマザーとして3人のお子さんを育て上げたママさんです。
ご自身の経験を活かし、あらゆる面からお母さんをサポートしたいと強く思うようになり、ベビーシッターとして活動を開始。その後、ファミリーサポートや産後ヘルパーなどの経験も積み、前述のドゥーラ協会で産後ドゥーラの資格を取得しました。
元々はベビーシッターだった阿部さんは、地元である福岡で産後ドゥーラとベビーシッター業を並行してこなしていましたが、「この仕事に今よりもっと向き合う!」と決め、ドゥーラ協会を離れて独立開業の道を選ばれたそうです。
2022年5月、ドゥーラシッターふくおかを立ち上げ。
もちろん独立しても「産前産後のお母さんをケアしたい」志しは変わりません。
子育ての孤立化に悩むお母さん、寝る暇もなく忙しいお母さん、お母さんたちが本当に望んでいるサポートを制約ない形で提供し、『お母さんの笑顔のために』日々奮闘されています!

阿部さんは、活動の輪を広げるため「ドゥーラシッター養成講座」も開設されています。
実際の現場に同行しての体験・勉強もできる講座内容となっているそうです。
シッターとしての開業をお考えの方には、そのサポートもしているとのこと。
ドゥーラシッターとしての活動にご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。