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【4/13～6/23】愛媛民藝館 特別展「喜如嘉の芭蕉布物語」

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芭蕉布は、糸芭蕉の繊維からなる沖縄の伝統的な織物で、薄くて 軽く高温多湿地域の夏の衣服として人々に親しまれてきました。 戦後、途絶えかけた芭蕉布を復興に導いたのが、 大宜味村喜如 嘉の平良敏子 (1921-2022) です。
（中略）
今展は、昨年秋に好評を博した大阪日本民芸館からの巡回展と なります。 愛媛では展示会場を二つに分け、五百亀記念館では光 沢の美しい糸芭蕉の繊維や製作工程など主に芭蕉布ができるまで を、愛媛民藝館では当館設立の提唱者・大原總一郎や外村吉之介 らにまつわる作品に加え、平良敏子が女子挺身隊時代に製作した 木綿の着物(倉敷民藝館所蔵) もご覧いただけます。 平良敏子と 喜如嘉の女性たちが、家族のため、暮らしのため、地域文化の誇 未来に繋ぐため、知恵と工夫を凝らしながら、ひたむきに逞 しく紡いできた「喜如嘉の芭蕉布物語」をこの機会にぜひご覧く ださい。