私たちが病気やケガをしたとき、いつも頼りになる地域の医療機関。
しかし現在、全国的な医師不足や高齢化により、地域医療をどう守っていくかが大きな課題となっています。
西条市で将来にわたって安心できる医療体制を維持していくためには、市民の皆様と医療現場が理解を深め、地域全体で医療を支え合う環境づくりが不可欠です。
そこで本連載では、市内で日々命と向き合う医師たちにスポットを当て、診療室ではなかなか聞けない「医療に対する思い」や「現場のリアルな声」をお届けします。
第二回は、西条市立周桑病院の雁木院長に医療現場への向き合い方についてお話を伺いました。
▲西条市立周桑病院 院長 雁木 淳一さん
急患対応から専門外の診療まで、地域で求められる幅広い医療に尽力。
「医師としての矜持」を胸に正解のない現場で奮闘中
日々の診療で、最も大切にしていることは?
常に緊張感を持ち、誠実に向き合うこと
特に急患の対応では、限られた情報の中で一瞬の判断が求められます。
どんな場面でも「今できるベストを尽くすこと」を常に心掛けています。
地域医療の難しさにどのように向き合っていますか。また、命と向き合う日々の中で、自身を支えているものは何でしょうか?
「患者さんの最善」を求め続ける、医師としての矜持
医師数が限られ、専門外も広く対応しなければならない地域医療の現場では、正解のない難しい判断を迫られる場面が数多くあります。
医療に絶対の正解がないからこそ、どんなときも「患者さんにとっての最善は何か」を常に考え抜き、今できるベストを尽くすことを心掛けています。
重責を伴う命と向き合う日々の中で私を支えているのは、やはり医師としての矜持です。
市民の皆さんに、医療について伝えたいことは?
限られた大切な医療資源を、みんなで守り支え合う
医療は決して無限ではありません。地域の大切な資源として、皆さんと守っていきたいです。
互いに支え合い、大切に使っていただけると幸いです。
医療を志す若者へメッセージをお願いします。
共に地域医療を支える仲間を待っています
この街では、患者さんを広く診る「全人的な医療」が可能です。
やりがいのあるこの環境で、未来の地域医療を支えてくれる仲間を心からお待ちしています。
【バックナンバー】まちのドクター

バックナンバー まちのドクター [PDFファイル/635KB]
救急医療を守るために、私たちにできること
西条市の地域医療は、昼夜を問わず尽力する「まちのお医者さん」や医療スタッフによって支えられています。
いざという時に、誰もが安心して必要な治療を受けられる体制を残していくため、市民の皆様の「救急医療の適正利用」へのご協力が不可欠です。
以下のページで、私たちが普段からできる取り組みについてご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

