4月からOPEN予定の新居浜市防災センターの取材に行ってきました!
地上6階建、最新設備の整った施設は、一面のガラスがとても印象的なデザインです。
施設1階と2階には、新居浜の安心と安全を守るため、「災害対応力」を身につけることを目的とした防災に関する体験コーナーがたくさんありました。他の階には、消防本部や市の上下水道局等が入っています。
今回、見学する「学習コース」は所要時間約80分、そのなかで消火体験、災害体験、煙避難体験、災害バーチャル体験、通報体験などを学習していきます。
新居浜の防災まとめ
防災体験を通じて「自助・共助」について学んでみよう!
4月からOPEN予定の新居浜市防災センターの取材に行ってきました!
地上6階建、最新設備の整った施設は、一面のガラスがとても印象的なデザインです。
施設1階と2階には、新居浜の安心と安全を守るため、「災害対応力」を身につけることを目的とした防災に関する体験コーナーがたくさんありました。他の階には、消防本部や市の上下水道局等が入っています。
今回、見学する「学習コース」は所要時間約80分、そのなかで消火体験、災害体験、煙避難体験、災害バーチャル体験、通報体験などを学習していきます。
★学習コース
実際の災害を想定した「体験・学び」型の学習コースは、A.災害情報室、B大型モニターによる防災に関する映像視聴、C.火災や水害のバーチャル(疑似)体験、D.地震の揺れを再現する装置を使用した災害体験、E.119番などの通報体験、F.消火器を使った消火体験、G.煙の怖さを知る煙避難体験、H.学習コースのスタートであるシアター等を巡り、実際に体験してもらう80分コースです。
20人を1グループとし、1度に最大3グループが体験できます。
※新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、煙避難体験等、一部の体験コーナーは当面、「学習コース」から無くなります。
すべてご紹介したいのですがページの都合もございますので、特におススメの体験コーナーをご紹介したいと思います!
★消火体験
台所火災を想定したモニターを使った消火活動が体験できました。
消火器に触れる機会が滅多になかったので、扱いなれない消火器を作動させることができるこのコーナーはぜひ体験してもらいたいと感じました。
★擬震装置災害体験
地震の揺れを再現する擬震装置に乗り、地震・土砂災害を疑似体験しました。
かなり強めの揺れを再現しており、足腰が不安な方、小学生で、120cm以上の身長がないお子さんは体験が難しいとのことでした。圧倒的な自然の力を視覚・聴覚から体験し、忘れがちな災害のすさまじさを再確認できました。
たいへん!キッチンが燃えている!
キッチンの火災で一番の原因は「調理中にコンロから目を離す」こと。※参照 総務省
鍋から立ち上がる炎の柱は、周りの調味料や雑貨類を燃料に勢いを増します。 そうなるとパニックになり、迅速に消火することができないかもしれません。初期の消火活動は冷静に対処することが大切です。
調理中はキッチンから離れないことが大切だそうです。 また、燃え移りやすいタオルやインテリア雑貨などは、コンロ周りから離してレイアウトしたほうが安全といえます。
■ 調理中はコンロから目を離さないように注意することが大事!
■ どうしても離れなければいけない場合はコンロの火を消してから!
IHクッキングヒーターの場合も、油が加熱されて火事につながるのは同じですので、火を使っていないからといって油断は禁物です。
消火器をさわったことのない人も多いと思いますので、この【消火体験】コーナーは、おススメです!
★【まとい】のオブジェ
江戸時代の火消しさんが持っていそうなこのオブジェは、日本消防協会から特別表彰「まとい」を受章された際のものだそうです。
団員さんたちの頑張りの証だと思うと、輝きもひとしおですね。
「まとい」は何のために使われていたのか調べてみました。江戸時代の火消の組が他の組と競争して、いちばんのりに現場に駆け付け、消火した証として屋根の上で掲げあげていました。組同士を競争させることで士気の高揚を図り、迅速な消火活動につなげていたようです。
時代劇でそのような場面をよく視ますが、この江戸時代における「まとい」の価値を制定したのが、あの大岡越前さんだったそうです!
※諸説あります。
★ママにうれしい!授乳室
授乳もできる給湯室では、おむつ交換台も完備していました。
お兄ちゃんお姉ちゃんの付き添いで来られた赤ちゃんとママにも、安心して過ごすことができる優しい設備が整っています。
もちろん体験フロアーはバリアフリー対応でした。車いすは2台まで貸し出しできるとのことです。
某「子供向けの職業体験型テーマパーク」が大好きなお子さん、大興奮のロッカールームです。
回転式防火衣ロッカーには三人分の制服一式が収められており、その日の出勤の人が前面になるよう、回転して取り出せるようになっています。省スペース化ですね。
ピシリと整頓されたローカールームは見ていてとても清々しいものでした。職場の乱れが現場の乱れ、職員の方の、日ごろの職務への誠実さをとても感じることができました。
ロッカールームの見学は、防災センターの予約窓口ではなく、新居浜市消防本部の事前予約が必要です。詳しくは新居浜市消防本部までお問い合わせください。
新居浜市消防本部
0897-34-0119
ずらりと並ぶ消防車たち、丁寧に整備されて、どの車両も出動の時を静かに待っています。子供たちの目線をくぎ付けにしそうですね。
遠く離れた場所からになりますが、時間帯によっては、訓練棟で消防署の職員さんたちが訓練をする様子も見ることができます。
わたしも、市役所通りを散歩の際は、水路端の鯉と訓練中の職員さんを眺めています。
見学するときは、職員さんたちの活動の妨げにならないように、遠くから離れた安全な場所で見るといいですね。
消防車両の見学は、防災センターの予約窓口ではなく、新居浜市消防本部の事前予約が必要です。詳しくは新居浜市消防本部までお問い合わせください。
新居浜市消防本部
0897-34-0119
■開館時間■ 9:00~17:00
■施設体験■ 無料・予約制
■ 休館日 ■ 毎週月曜日と火曜日
★新居浜市防災安全課】
https://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/kikikanri/bousais.html
みなさんもぜひ、体験してみてください!
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