新居浜の防災まとめ
防災グッズを揃えるうえで、特に大事な飲料水。市販の長期保存水までとはいきませんが、1年程度の賞味期限なら、自宅でも長期保存水が作れます。ぜひご参考になさってください!
わたしは、まだできてません…(顔面蒼白)
今回は、防災グッズの備えを進めていくうえで役に立ちそうな情報をお知らせしていきます。
まだの方、もうすでに備えは万全の方も、いっしょに防災について考えていきましょう!
大災害が起こった場合、1週間分の食料の備蓄が望ましいとされています。
なかでも飲料水は、1人3リットル×家族分×7日分も必要となるそうです。
5人家族なら1日に、1リットルボトルが15本×7日分の105本、2リットルボトルなら、50本前後も必要となります。
思いたったが吉日、早速ネットで注文して、玄関まで配達してもらおう(腰痛持ち)
「えっと、家族5人分×3リットル×7日分の、105リットルだから、、、たっかッッ!!!え、水が3万円こえるの!?」
結論から言うと、私たち家族は、水道水をゴクゴク美味しく飲める素敵な腸内環境を持っているので、お水は買うもんじゃないと判断しました。
というのは建前で、本音はお水にお金をかける経済的余裕がない!!
金額にクラリとめまいがしたので、なんとか予算を抑えられないか調べてみました。
なんと、長期保存水、自分で作ることができるみたいです!
色々な方法がありましたが、要約すると以下のようになりました。
※あくまで手作りの長期保存水なので不安な方は、ぜひお店でお買い求めください!
・備蓄用のペットボトル
・液体の消毒液原液(次亜塩素酸ナトリウム)
・大きい洗い桶(バケツでも可)
・ビニールテープ
洗い桶(バケツでも可)を食器用洗剤で洗っておきます。
同様に、ペットボトルも丁寧に洗います。
特にキャップの締め口の凹凸は入念に洗いましょう。
最後に、水道水で良くすすぎます。
消毒液は『次亜塩素酸ナトリウム』を使います。
水道水4Lに対して、まな板やフキンを漂白する「キッチン用の塩素系漂白剤」をキャップ8分目の量を、洗い桶に入れ良く混ぜ合わせます。(比率は、消毒液1:水道水400ぐらい)
洗いあげたペットボトルに、2. で作った消毒液を半分ほど入れて、キャップを閉めて良く振ります。
そのまま1時間ほど放置し、水道水で再度洗います。
水道水をペットボトルに注いでいきます。
水があふれるほど、締め口いっぱいのギリギリまで水を入れます。
そして、ペットボトルの中になるべく空気が入らないようにキャップを締めます。
キャップを閉めた上からビニールテープをしっかりと巻き付けて封をします。
※電気工具コーナーに販売している「自己融着テープ」を使用すると、より密封できますのでオススメです。
※保存の際に水を煮沸してしますとNG!水道水を煮沸すると、水道水の中のカルキが分解されて消毒作用がなくなり、細菌が入りやすくなります。
あとは、1年に1回、作り直すだけ!
作り直して要らなくなったお水は飲んでしまってもいいし、お風呂や植物の水やりに使ってもいいですね。
夏休みに長期保存水を作り替えれば、子どもたちとのイベントにもなりますし、ビニールプールのお水にも再利用できて一石二鳥です!
できるだけ温度が低いところに備蓄するとよいでしょう。
温度が高かったり、日光が直接当たると細菌が増える原因となります。
・パントリー
・床下収納
・階段の下…などがいいでしょう。
いざ災害、となったとき、部屋の中の家具が倒れて、保管した備蓄品を取り出せなくなる恐れがあります。
そのような状況でも備蓄品を取り出せるように、備蓄場所を何ヵ所かに分けて置きましょう。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。