新居浜・西条お役立ち情報館
空き巣・強盗に関するニュースを目にすることが増えています。財産だけではなく家族や自分自身の命を守るためにも、自宅の防犯について見直してみましょう!

最近、侵入犯罪(空き巣・強盗)に関するニュースを目にすることが増えています。
中には人命が奪われる凶悪事件も発生しており、財産だけではなく家族や自分自身の命を守るためにも、今一度「自宅の防犯」について見直し、防犯意識を高めていきましょう!

警察庁の発表によると、侵入窃盗・侵入強盗の犯罪認知件数は2022年度までは減少していましたが、2023年度は前年比で20%以上増加したそうです。侵入窃盗(空き巣)に関しては、住宅を狙っての犯行が最多で、特に一戸建て住宅が狙われやすい傾向とのこと。
強盗の場合は商店への犯行が最多になりますが、2022年・2023年と2年連続で住宅を狙った犯行件数が増加しています。何らかの業者を装っての侵入、窓やドアを破壊しての侵入など、手口の悪質化・凶悪化も見られ、政府広報からも防犯に関する記事が出ています。
愛媛県の犯罪状況は愛媛県警察の公式サイトに掲載されています。
2024年の1月~10月までの統計では、以下のような状況です。
・強盗:前年と同数
・侵入盗(空き巣):前年からやや増加
侵入盗は、現時点では住宅を対象とした件数は減少、その他(商店等)での件数が増加となっています。職場の戸締まりや防犯対策についても、十分にご注意ください。
警察庁がまとめた報告によると、侵入者は「窓」および「表出入口(主に玄関)」から入り込むケースが7割以上を占めているそうです。一戸建て住宅の場合は窓から、マンションなどの集合住宅の場合は玄関からが多くなります。
さらに詳しく見てみると侵入者は窓やドアの中でも「無締り(むじまり)」、つまり鍵がかかっていない状態の窓やドアから入り込む件数が最多となっています。

鍵をかけないなんてありえない!と思うかもしれませんが、ゴミを捨てに行くだけだから、洗濯物を干したり取り込んだりするだけだから、といった一瞬鍵をかけなかった隙が狙われます。
少しの外出でも鍵をかける習慣を身につけるのが大切です。

次点で件数が多いのは「ガラス破り」「合い鍵」となっています。
これらの手口から分かる傾向として、侵入者は時間をかけずに侵入できる方法がとれる場合に犯行に及ぶおそれが高くなると言えます。
ただし、割合は低くなるものの、バールのような道具を使用しての「ドア錠こじ破り」、特殊工具による「ピッキング」、ドアに穴を開けて中の鍵を回す「サムターン回し」等の強引な侵入手口での犯行も起こってはいます。
こうした状況をふまえ、どのような防犯対策がとれるのかご紹介していきます。

以下は、警察庁が推奨する日頃から自主的にできる防犯行動です。
・在宅中でも出入口の鍵をかける。無人の部屋の窓も鍵をかけておく。
・訪問者が来た時にいきなり出ない。ドアスコープやインターホンで確認する。
・帰宅時は背後や周囲に人がいないか確認してから中へ。
※宅配業者に偽装している手口もあるそうです。
※宅配ボックスの利用、宅配便業者によるお届け日時の通知アプリなどを活用するのがおすすめです。
・住居周辺を整理整頓する。目隠しになるもの、足をかけられるものを置かない等。
・玄関を二重ロック(ツーロック)にする。窓に補助錠を付ける。
・建物部品を選ぶ時は防犯性能の高いもの(CP部品など)を選ぶ。
・長期不在にする場合は、隣近所と声をかけあったり、新聞や郵便の配達を停止しておく。

・鍵は家族以外に見せない、渡さない。写真や動画に撮らない。
・自宅に必要以上の現金を置かない。
・在宅状況、家族構成、資産などについて聞かれても答えない。
・不審を感じたら、ためらわずに110番に通報する!
※鍵は形状が分かると合い鍵を作られるおそれがあります。

ニュースやSNS等で空き巣や強盗被害が起きる前に「不審な人物がうろついているのを見た」といった目撃証言が出てくるのを見たことがある方も多いと思います。
実際に侵入犯罪では、犯行前に目星を付けた地域の下見を行なうケースが多いそうです。この際に、在宅状況や経路の確認だけではなく、地域住民の様子も見ているらしく、「住民同士が挨拶をしている」「ゴミ収集場のルールが守られている」等、連帯感のある住宅街は犯罪者側が嫌う傾向にあるとのこと。
不審者を見たら警察への通報はもちろん、声を掛け合える範囲でいいので、ご近所にも情報を共有して警戒を強めることが犯罪に強いまちづくりとして役立ちます!

最後に「CP部品」と呼ばれる防犯性能が高い建物部品についてご紹介します。
CPは「Crime Prevention」の略で「防犯」を意味します。
2004年に官民合同会議で制定され、住宅など建物そのものを物理的に強化するための製品を認定する制度になっています。
過去に、財団法人都市防犯研究センター(2009年に解散)が調査した統計資料によると侵入者は「5分以内」に侵入できない場合は約7割が侵入を諦めるとの結果が出ており、CP部品は「5分間抵抗できるか」が評価基準の一つになっています。
試験員が試験工具を用いて、建物部品が壊されるまでの時間を計測して評価するそうです。
多くの侵入犯罪は「無施錠」のドアや窓から入り込む件数が最多ではあるのですが、最近はドアや窓を無理矢理こじ開ける手口も増えています。
CP部品はこうした凶悪な手口に抵抗するための製品となっています。
2023年9月末時点で、CP部品はドア、錠、サッシ、ガラスなど17種類3,461品目が認定されています。認定製品には「CPマーク」が付けられているので、これから防犯対策を強化しようとお考えの場合はこちらにも注目してみてください。
外から見て「防犯意識が高い家」と分かるようにセンサーライトや防犯カメラを設置するのも有効な対策となるそうです。防犯カメラはダミーではなく、本当に録画できるものであることが重要です。

CP部品を用いても100%すべての侵入を防ぐことはできませんが、さまざまな対策をとることで被害に遭う確率は下げることができます。
また、自宅や職場の周辺等で治安に関する不安などを感じた時は、ためらわずに警察にご相談ください。
■緊急案件(すぐに警察に駆けつけてほしい):110番
■相談したい:#9110番(警察相談専用電話)
もしくは、最寄りの警察署への電話相談もできます。
愛媛県内の警察署の電話番号は以下のリンク先をご覧ください。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。