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やまさんぽ ~まいぷれスタッフの地域放浪記~

まいぷれ新居浜・西条編集部スタッフが第60回愛媛マラソンへ挑戦!

フルマラソンへ初挑戦! 笑いあり涙ありの時間!

(画像は、愛媛マラソン大会公式サイトより引用)© 愛媛マラソン 2023

 

【おさらい】愛媛マラソンとは

愛媛マラソンは、1963年にスタートした愛媛県で唯一の日本陸連公認のマラソン大会。

コロナ禍により、2021年・2022年と2年連続で大会が中止となってしまい、今年は3年ぶりの開催で「第60回の記念大会」にもなっています。

 

コースは、愛媛県庁前からスタートし、主に196号線で北条方面へ。

そこから折り返して、松山城のふもとにあるゴールを目指す形です。

 

★愛媛マラソン大会公式サイト

 

【おさらい】愛媛マラソン・コースMAP

松山市中心部から郊外へ向かい、北条を周って再び中心部へ戻ってくる42.195kmのフルマラソンコースです。

愛媛の賑やかな市街地から自然あふれるのどかな風景まで、景色もたっぷり楽しめるコースです♪

 

愛媛マラソンの公式YouTubeチャンネルでは、動画によるコース紹介もあります。

 

2月12日(日) 朝4:30起床!

2月11日(土)夜 松山市大街道入口の様子

2月12日(日)のウェアはこちら! 初のピンクTシャツ!

ベストコンディションで臨めるように最後まで準備!

筆者の私 まいぷれ新居浜・西条編集部のやまさんはフルマラソン初挑戦。大会前日の2月11日(土)のうちに受付を済ませ、そのまま松山市内へ前泊。

 

“消化にいいものを食べたほうがいいですよ!”というアドバイスを頂いていたので前日の夜はうどん。

めきめきとエネルギーもついて、夜9:00には就寝。

 

大会当日の朝は4:30にしっかりと目が覚めました!

まいぷれのピンクTシャツにゼッケンをつけて、当日のコースを改めて振り返り。

とにかく、「初挑戦なので恐れるものは何もない」という気持ちでした。

SNSを見ていると他のランナーの皆様の呟きも。同じランナーとして刺激を受けます!

 

あかがねマラソン出場時のガス欠になった教訓を活かし・・・ホテルの朝食バイキングも朝カレーを筆頭に、しっかり食べてレースを迎えることになりました!

愛媛マラソンののぼり旗が皆さんを歓迎してくれています!

ランナーの皆様も朝7:00頃から続々と会場入り!

このフィニッシュ地点を突破したい!

この日は、歴代の愛媛マラソンの中でも例を見ない暑さ。

日差しが強いことも予想されたのでサングラスを装着して臨むことに。

 

初のフルマラソン! 5時間強の挑戦が始まりました!

2月12日(日)10:00 いよいよ、フルマラソン初挑戦がスタート。

 

元々、運動・走ることは苦手だった私。

それでも、学生の頃からずっと憧れの気持ちを持っていた愛媛マラソン。当選してから約5か月間、仕事終わりの時間を中心に練習を重ねてきました!

レース前、大きな深呼吸をして邪念や先入観を捨てて、自分の集中ゾーンへ突入!

 

S~L(Iを除く)の全11ブロックに分けられており、私は後方のKブロックからスタート!

先頭ランナーがスタートしてからおよそ13分後に県庁前を出発しました。

 

私の当初の作戦は6時間のペースランナーについていくこと。目標が完走することだからです。

ただ、スタートがKブロックの前方だったこともあり、遥か後方に6時間のペースランナーが。

 

そこで、3km(フジ本町店あたり)を過ぎるあたりまでは、足がどれくらい動くかをチェック!

3km走ってみて、足が予想以上にしっかり動いていることを感じ、当初予定していたペースから1分早い、1km7分をやや切るようなペースを刻んでいくことにしました。

 

後半の30km以降は未知の世界。

ただ、ひたすら粘ることを考えていたので、行けるところまでこのペースを刻んでいくことに。

 

毘沙門坂を快調に駆け抜けます!

レース開始から1km過ぎ

大街道方面を後に平和通りへ向かって走っている途中!

日頃から大変お世話になっている方を発見!

とても嬉しく、思わず微笑んで手を挙げました!!!

 

私は友だちと一緒に出るわけでもなく、ほぼ単独走。

レース中に知り合いに会うとなんだか嬉しいですし、元気も出ますね。

1万人近くのランナーの中で唯一のまいぷれTシャツ! 誰か一人でもまいぷれのこと知ってくれたら嬉しいです!

 

次々と関門を突破し、あっという間に北条方面へ!

練習以上の成果が出ているのは、周りの応援のおかげ。

本町フジを通過後は、中央通りを走り、衣山の交差点を右折。松山北条バイパスに向かって走っていきました!

 

愛媛マラソンは、他のマラソンと同様、複数の関門が設けられています。

関門を通過しないと、その時点でレースが終了してしまいますのでその点はペースも確認。

 

1北環状入口交差点 5.9km 11時05分 関門閉鎖

→余裕をもったペースで10時53分に通過!

 

2太陽石油SOLATO 12.2km 11時56分 関門閉鎖

→ペースアップし、11時33分に通過! という形で、

 

往路の松山北条バイパス線は流れにも乗って、1キロ7分を切るペースで走っていけました。

その道中には、沿道からの温かい声援が。「これだけ沢山の方に応援されることって人生の中でもそこまでないんじゃ・・・」とも思いながら、喜びと感謝を感じながら中間地点を目指します!

 

愛媛マラソンに次回も出たい!という人の気持ちが分かってきました。

 

中間地点を前に強力な応援団登場!

ライブ会場にいったら、皆が持ってそうな 推し!のうちわ!

まいぷれ掲載店のサカエマチHOLIC関係者の皆様!

ハーフマラソンでいうともうすぐ完走!

フルマラソンとなると、ハーフマラソンの距離×2です!

 

20キロを過ぎて、少しずつ足に疲労も出てくる頃、沿道を見てびっくり!

私も仕事として、そして会員の一人としてお世話になっている西条商店街のコワーキングスペース サカエマチHOLIC(ホリック)関係者の皆様が応援に来てくださっていたのです。大変嬉しく、涙が出そうでした。

 

「足が痛いのは気のせいです」という言葉には、ほっこりしました(笑)

この言葉は他のランナーの皆様にも突っ込まれたとのこと♪ 疲れている時に見ると、元気が出ますね。

 

仲間の応援を背に後半戦へ向かいます!

サカエマチHOLIC(ホリック)

コワーキングスペース/自習スペース

集まる、繋がる、サカエマチHOLICで。

西条市大町1663

 

34.8km過ぎにアクシデント発生! 気力だけを振り絞る

初フルマラソンの洗礼を浴びました!

30キロを過ぎてくると、足が棒のように動かなくなってきました・・・気づけば遥か後方にいた6時間ペースランナーがすぐ隣に。

 

完走を目指すうえでは、絶対に遅れられない!

北条方面から松山方面へ帰るトンネル前からは並走を続けていました! 

 

気温が高いことから、熱中症・そして痙攣には十分注意していたのですが、35km手前で両足を同時に痙攣。

さらには、膝痛にも襲われ、満身創痍の身体で進みました! 諦めたくない理由がある。

 

共に完走を目指して頑張っているランナーの存在、ペースランナーの存在は励みになりました。

 

ゴール目前の38.3kmでリタイア! 悔し涙。

愛媛マラソン最大の難所「平田の坂」を突破!

愛媛マラソンのコース内でも最大の難所といわれているのが「平田の坂」

標高差にすると50mですが、30キロ近く走ってきたランナーにとっては難所。

私も、一度は6時間集団から遅れをとりましたが腕を懸命に振って登り、下り坂は足をとにかく前へ前へと進めて追いつきました。

 

喉もカラカラになって、37.2キロ地点の給水地点へ。そこで一度立ち止まってしまい、一気にペースダウン。

関門通過まで時間にまだ3分ほど余裕はありましたが、足の激痛との闘い。

 

38.3kmの関門が目の前に・・・ただ無情にも制限時間を過ぎてここでリタイア。目の前に関門通過ラインが見えていただけに本当に悔しく、唖然としました。

 

帰りのバスはどよんとした重苦しい、全体の雰囲気。

ただ、これもなかなか経験できることではないと思い、貴重な経験でした!

 

城山公園へ戻りました! 最後は笑顔で記念撮影!

又、チャレンジする理由ができた最高のレース。不可能を可能にする努力。

城山公園に戻り、手荷物預かり所で手荷物を受け取りました。そこで、携帯を確認すると・・・見たこともない通知数!

 

ほとんどが愛媛マラソンに関する応援のメッセージ・トーク。

ランナーズアップデートというアプリからは、5kmごと(10km、15km、20km、中間地点、25km、30km、35km、40km)の通過タイムを、携帯端末などからリアルタイムで確認できました!

 

このアプリを通して遠方からもLINEでの応援実況をしてくださっていました。

40キロ手前で私のピンが動かなくなってご心配もお掛けしていました(;'∀')

 

本当にありがとうございます。

 

今回、初フルマラソン初完走には至りませんでしたが、当日に向けての練習は嘘をつかないと実感しました。

今までは苦手だった運動・走ることが好きと思えたのも大きな収穫でした。運動はこれからも自分のペースで楽しく続けたいと思います!

 

愛媛マラソン、来年の大会もエントリーします!

 

ランナーの皆様、運営の皆様、沿道の皆様、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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