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西条まつり特集

西条まつり石岡神社祭礼 宮出しから宮入りまで、お供屋台に密着しての記録

2018年の石岡神社祭礼、宮出しから宮入りまで、あるお供屋台に密着しての記録をご紹介します。


目次
  1. 石岡神社祭礼の基本中の基本
  2. お供屋台(古町)に密着!
  3. おわりに

石岡神社祭礼の基本中の基本

  1. ご神体は平素は神社の本殿にいらっしゃいます。
    普段は神社に参拝し、拝殿にて拝礼します。
  2. 秋季祭礼のこの日は、お神輿に御霊(みたま)を移し、神社をでて地区へ繰り出します。
    御霊移しは暗闇で行うもので、夜が明ける前でなくてはなりません。
  3. 神社を出ることを宮出し、神社に還ってくることを宮入りといいます。
  4. 宮出しには全屋台が神様をお迎えに行き、先頭をお神楽(おかぐら)屋台、神輿(しんよ)をはさんで後方にお供(おとも)屋台が付き、神様をお守りします。
  5. その後、一番屋台「寺の下」、二番屋台・・・・という形で番号順に並んでいきます。
  6. 相撲で横綱の土俵入りをイメージしてみましょう。
    お神楽屋台が露払い、神様(横綱)を挟んでお供屋台が太刀持ちにあたります。
  7. 屋台の正面には番号と名前の書かれた札がありますが、これは前日の本殿祭で受け取ります。
  8. 神社を後にして、お神楽屋台を先頭に順番を守りながら運行、神様は村(町)の定められた場所場所で神事を行います。
    各住民はその場へ行き、拝礼し、感謝と祈りを捧げます。
  9. 長い道中なので神様に休憩をとっていただく場所があって、これをお旅所といいます。
  10. 運行の概略は次の通り。
    宮出し→朝日町→お旅所(朝食)→橘→西田(石鎚神社近辺)→橘→坂元・天満神社→山口→西町林昌寺(昼食)→西の原→宮の下→新兵衛→蛭子→新兵衛→桜の馬場→宮入り
  11. 神様が本殿にお帰りになると、祭りは終わってしまいます。
    名残を惜しむ屋台群が行く手を阻み、お神楽、お供が退路を開きます。
    祭りのクライマックスです。
宮出し前の荘厳な拝殿を臨む。
石岡神社の神紋は三つ巴。

お供屋台(古町)に密着!

10月15日 2:00

集合、総代による挨拶。

10月15日 2:30

出発。宮出しの為、石岡神社へ。

10月15日 3:00

神社に到着。
お神楽屋台を先頭に続々集結。

10月15日 4:00頃

神様が本殿よりお出まし。
宮出し。合図の花火が上がる。
桜の馬場にて神様をお迎え。
牛車の形をした山車(みこしと呼ぶ)も、神様をお迎え。
揃ってお旅所に向かいます。

10月15日 5:30

お旅所到着。
お旅所での神事。
朝食。婦人部の皆さんで用意して下さいます。

10月15日 6:30

夜も明け、お旅所を出発します。
西田(石鎚神社付近)から橘、坂元、山口を経由して西町へ。

10月15日 12:00頃

婦人部による昼食のメニュー。
この年は カレー、鯛飯、おでん、豚汁など。
お酒、ビールはひっきりなしに出て行きます。
昼食を終えて、蛭子地区を目指し、中山川を下ります。
最西端の地区蛭子での神事を見守ります。
新兵衛橋(中山川)における神事の様子。
全ての神事を終え、神社へ。
帰路につきます。

10月15日 17:00頃

ついに宮入りです。

10月15日 18:00頃

だんじりと神輿のせめぎあいを経て、ついに神輿が神社に宮入り。
石岡神社祭礼はこれで終了しました。

おわりに

地味ながらも伝統を重んじ、神社の神事という感じが強い石岡神社祭礼。
あなたも一度、だんじりと一緒に氷見の街を練り歩けば、きっと良さがわかります。
ぜひ一度石岡神社祭礼に、訪れてみてください。

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